胆戦心驚一族うまいちゃん
長編連載中
ミステリーホラー
胆戦心驚一族
全5話
1,311字
約3分
225 PV
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ある作家は友人から、「知り合いの一族が代々、三十歳を迎える前に必ず死んでしまう」という奇妙な話を聞く。最初は作り話だと笑い飛ばしたものの、調べてみると事故でも病死でも片づけられない“不可解な最期”ばかりだという。興味を抑えきれなくなった作家は、真相を確かめるため、その一族のもとを訪ねることにした――。
出迎えたのは、二十九歳になったばかりの青年。彼は静かに告げる。「次は、僕の番なんです」と。
古びた屋敷、閉ざされた蔵、そして代々書き継がれてきた一冊の手記。そこには「三十の誕生日を迎えた者はいない」という不気味な記録が並んでいた。呪いか、偶然か、それとも巧妙に隠された秘密か。取材のはずが、やがて作家自身も“期限付きの恐怖”に巻き込まれていく。
果たして一族を縛る死の連鎖の正体とは何なのか。そして青年は三十歳の朝を迎えることができるのか――。