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不必要のもどしかた

第4話 / 全4話 · 1,140字 · 約3分
英→景
捏造しかありません
当たり前のごとく独白
メイン四人とも名前(?)出てきますがほんのちょっとだけです
それでもいい方はどうぞ⬇





失って、気づいた
俺はきっと お前が好きだった
だけどお前はもう
好きなってはくれないんだな
最初に違和感を覚えたのは、タイクーンがゲームに復帰して暫くした頃。
何故だかなんて俺にも分かりっこないが、とにかく違和感があった。
出会ってすぐの頃はパーソナルスペースがやたらと狭いやつだったのに、いつの間にか軽いスキンシップも避けられるようになって。
だけどある日突然、また前の距離感に戻った。
避けられるようになった時は少しずつだったのに、あまりに突然元に戻ったものだから。
流石に嫌でも違和感を覚える。
だってそれだけじゃないから。
時々何かが決定的に枯れているような顔をするから。
だけど踏み込まれるのをいやがるように見えたから。
だからまた、化かした。
気づいていないと。
お前はいつも通りにできていると。
そう伝えたつもりだ。
そしてまた距離ができ始めたのが人狼ゲームの頃。
バッファと再開した時、それを知らせるようにステーキを振舞った。
気づいてはいないだろうけど。
それからあまりにナーゴと仲が良くて、
胸がちりちりと痛むから。
まるで恋人だと茶化した。
一瞬酷く傷ついたような顔をしたのは、見逃してしまいたかったけど。
あぁ俺はまた間違えたんだと。
俺は、こいつを傷つけたんだと。
それが、なんだか余りに苦しかったのを覚えている。
だけど次に会った時、また唐突にいつも通りになった。
もう光を諦めた顔をしていた。
世界を平和にしたい
それは瞳の奥までずぅーっとあるけれど、その奥の奥にあったであろう感情が見えない。
あぁ、お前は、また俺に殺されたんだな、と。
そして、今。
お前が会いに来たから、柄にもなく上機嫌だったのに。
気づいてしまった。
また、死んでいる。
同じだ。あの時と同じ。
心の芯が、すぅーっと冷えていく。
手を伸ばしそうになる。
待ってくれ、なんて、何に対してかも分からない言葉が出そうになる。
あぁ、そうか、俺は、
ずっと、気づいていたんだ。
お前が俺を好きだってことに。
そして俺が、そのことがたまらないほど嬉しいってことに。
だけどもう、そんな想いをお前は、殺しきってしまったんだな。
あぁ、俺はやっぱり愚か者だ。
大切な人に関して、どうも鈍すぎる。
…だけど、諦めるなんて俺には似合わないから。
いつか、お互い隠し事なく笑い合えるように。
俺は神様なんだ。舐めてもらっちゃ困る。
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