千年と数百年ぶりの日本は
第5話 / 全5話 · 272字 · 約1分
今から百年ほど前。
現在の群馬県で私は出土した。
群馬県というぐらいだから馬が多いのだろうと一度は考えた方もあろうかと思うが、大方正解といえるであろう。群馬県ではとりわけ多くの馬埴輪が出土している。私も馬の友人埴輪は多い。
少し話が脱線した。
千年と数百年ぶりの日本は何もかもが変わっていた。
自動車を初めて見たときはまるで鉄の塊でできた馬だと腰を抜かしたし、電球については人魂と間違えて大騒ぎを起こし、転げて鼻の先を欠損させた。写真を見てもらえばわかるが、まだ直っていない。もとより埴輪は人間の様に身体が自然再生することはない。